ところで…
あなたは『スペシャルティーコーヒー』というコーヒーをご存知でしょうか?
実は日本は世界第3位のコーヒー(生豆)輸入国なのです。
お茶しよう! = コーヒー という程、日常の生活に欠かせない飲み物になりました。
しかしその中身までは、まだまだ良く理解されていない様です。
「こだわりだ」とか「難しい」とか「味が良く分からない」などです。
そんな方には是非この『スペシャルティーコーヒー』の事を知って頂きたいと思います。
味が良く分からない… 実は正論なのです。
原産国がコーヒーを輸出する際、その規格(基準)が国によって異なっているのがひとつの理由です。
例えばコロンビアは粒の大きさで決まります。大粒なものが“スプレモ”小粒が“エキセルソ”という名称になります。グァテマラなら収穫される標高で名称が変わります。標高の高いエリアからSHB→HB→EPWといった具合です。
全く選別されないより少しはましなのですが、これらの基準だけでは栽培~精選までの工程、
ましてや1番大事な〝香味〟までは全くわかりません。
そこで、これら各原産国規格によるコーヒーとは違い
我々消費国が品質と香味の基準を設けて格付けされたコーヒーが登場しました。
それが『Specialty Coffee』です。今やコーヒーのおいしさの基準は農園や品質にこだわった〝スペシャルティーコーヒー〟が基準となっています…
例えば、お米作りには88の手間がかかると言われますが、更に〝おいしい〟とされる銘柄米は、その数多い生産過程の品質が高く〝誰が何処でどんな作り方をしたか〟まで分かります。コーヒーも同じなのです。
現在、主に日本市場で流通しているコーヒーとは別に、原産国は豆の品質や香味を重視して、どの農園のどんな品種のどんな栽培をしたかというトレサビリティーの明確なコーヒーを出荷する様になりました。
それらトレサビリティーの明確なコーヒーをカッピングして高得点を取ったものに〝スペシャルティー〟の称号を与えます。スペシャルティーとは言わばおいしさと品質の保証付きコーヒーなのです。
<香豆舎 コーヒーへの3つのこだわり>1.生豆品質へのこだわり 食は何につけ素材品質が命です。
コーヒーもまた同じ。だから香豆舎は『生豆品質』にとことんこだわりました。
当舎はスペシャルティーコーヒーの中でも、更に良質生豆を見極められる〝確かな目〟を持ち、
その素晴らしいおいしさを知っている〝確かな味覚〟を持って、
原産国農園へ何度も足を運んで高品質な生豆だけを農園から直接買い付けた
「厳選生豆」のみ使用しています。
2.焙煎へのこだわり 厳選した生豆が持つ個性と風味が最大に醸し出されるポイントまで完煎します。
その為には、火力の加え方がとても重要になります。
火力をUP、内部シリンダを2重にして高さを出しました。
“強火の遠火”スペシャルティーコーヒー専用の特注釜の完成です。
3.当たり前ですが鮮度へのこだわり コーヒーは生鮮食品だとつくづく思います。
新鮮なコーヒーは “香り” と “あとくち” が抜群に良いからです。
香豆舎のスペシャルティーコーヒーがあなたの気に入りコーヒーになれば嬉しく思います。
品質と鮮度 いずれにおいても
No.1の自信をもってお届けします…
全日本コーヒー協会
SCAJ
strong>○当たり前ですがコーヒーは口にするものです…
日本は輸入量が多くても決して高品質コーヒーの部分では先進国ではありません。
それは輸入される大部分が〝品質重視〟では無い〝価格取引優先〟のコマーシャルコーヒー(コモディティーとも)と呼ばれるものだからです。
コーヒー生豆は農産物であり、海外で生産されるものです。
「食」への不信感が多い中、その生産工程のクオリティーが見えないものは正直、不安です。 現在、日本の市場に出回る多くのコーヒーとは
別に安心・安全・高品質の証明されたコーヒーがあります。
それがスペシャルティーコーヒーです…
一杯のコーヒーが消費者の手に渡るには、栽培~収穫~精選~出荷~輸送~保管など数多くの過程を経なければいけません。その全ての過程で最高品質が維持されている事、そしてカッピング(味見)の結果、高得点を得たものがスペシャルティーコーヒーの称号を得ることができます。
○スペシャルティーは農園や生産者が見えるコーヒーです 先ずスペシャルティーコーヒーは、農園や栽培地域を特定できます。…という事は、土壌、品種、栽培方法、精選など
生産過程の追跡ができる事になります。消費者に対して農園や産地の情報開示をして、生産履歴をお知らせする事ができる安心・安全・トレーサブルなコーヒーです。
○コーヒーの品種、アラビカ種の中でも伝統的在来品種(ティピカ・ブルボンなど)が特定できます 因みに現在、市場に流通しているほとんどのコーヒーは収量目的、対病対策の品質改良コーヒーで、より低価格を重視したコマーシャルコーヒーと呼ばれるものです。
コーヒーは品種改良されたものより、原種の方がより良い香味があるとされています。
従って栽培品種が特定出来る事は、消費者にとって香味豊かなコーヒーを手にする上でとても大きな情報源なのです。
しかし、スペシャルティーに多いティピカやブルボンといった伝統的在来品種は、病気に弱いなど栽培が難しい品種なのです。どこででも栽培出来るものではなく標高、直射日光を遮断するシェードツリーなど様々な栽培条件が必要です。これらが逆に栽培上、手間をかけて育てる事になりクオリティーが必然的に高くなるのです。
○数多い生産過程に手抜きが無いことが確認できます 例えばお米と同じ農産物であるコーヒー。数多い生産過程を経ないといけません。
コーヒーの品質を大きく左右する摘み採り時の果実の完熟度・精選・乾燥・欠点豆の除去などが確実に行われる事が大きく品質を左右します。スペシャルティーは、これらの各過程のクオリティーが非常に高いのです。
○カッピングで産地の個性と特徴が現われている事 市場に出回るほとんどのコーヒー(コマーシャルコーヒー)には無い極めて特徴的な香味・個性を持つコーヒーである事がスペシャルティーの条件です。
必ずカッピング(味)の評価を受けるという事が大きな特徴です。複数のカッピングジャッジによって香り、味、酸味、コク、均質、美しさ、後味、バランス、甘さなどを評価し80点以上の高得点を出した、その土地特有の個性ある風味が感じられる豆がスペシャルティーの称号を得るのです。
○コーヒーは新品質の時代 コーヒー生豆生産で数多い工程に手間をかけ品質を上げる事はとても難しいことです。しかしメリットもあります。生産者は高品質なコーヒーを作り最高の香味に仕上げる事で、一定の高値で販売する事が出来ます。この事は現地の人々の生活を安定させることに繋がります。農家のモチベーションを上げ、生産環境を整え、高品質豆を安定的に生産するといった良い循環が起こります。
良い循環は栽培の過程に現われます。高品質コーヒー豆の持続的な供給「サスティナビリティー」が可能になります。そして消費者は安心・安全・高品質のコーヒーを入手できるのです。
この様にスシャルティーコーヒーは、より多くの人手や手間、コストのかかったコーヒーです。カップ1杯の香味豊かな「珈琲」の為の取組こそ、新品質コーヒーです。
○日本人の味覚に合う豆を… 香豆舎はスペシャルティーの中から、更に日本人の味覚に合う豆を選びました。
厳選生豆が焙煎後にフルーティ、フローラルなど独自の特徴がありながら、更に〝水〟にまで甘さを感じる事が出来る日本人の繊細な味覚
『甘味』 にこだわりました。
1杯のコーヒーを淹れる事が楽しみになる、そんなコーヒーになりたいと切望しています。
舎主のうんちくを最後までご覧いただき、本当にありがとうございました… 写真(左)が一般流通生豆 (右)がスペシャルティー生豆

一般流通生豆とスペシャルティー

手づみの完熟コーヒー
SCAJ